3000万円の一戸建て住宅売却 税金はいくらかかる？

3000万円の一戸建て住宅売却 税金はいくらかかる？

戸建てを売却する際に気になるのが、税金の問題です。例えば、17年前に土地と家を含む取得費用が4,000万円で購入した一戸建てを、3,000万円で売却した場合、税金はどのように計算されるのでしょうか？

この記事では、一戸建て住宅の売却にかかる税金について簡単に書いています。

基本的に3000万円の控除がある

一戸建て住宅を売却する際には、売却額から購入時の取得費用、改修費用、仲介手数料などの経費を差し引いた差額が譲渡所得となります。

今回の例で言えば、購入時の取得費用が4,000万円、売却額が3,000万円なので、売却時の譲渡所得は0円となります。

実際に譲渡所得があったとしても、そのうち、3000万円までの利益は非課税となるため、3000万円の控除が適用されます。

3000万円以上の利益がないと税金がないケースが多い

一戸建て住宅を売却した場合、売却額から各種経費を差し引いた譲渡所得が3000万円以下であれば、通常は譲渡所得税がかかることはありません。

つまり、今回の例で言えば500万円の譲渡所得が発生した場合でも、3000万円の控除が適用されるため、譲渡所得が3000万円を超えることはなく、税金は発生しません。

税金以外の手数料などが必要

一戸建て住宅を売却する際には、税金だけでなく、登記手数料や仲介手数料などの手数料もかかります。これらの手数料は売却額や不動産会社によって異なるため、事前にしっかりと確認しておくことが重要です。

一戸建て住宅を売却する際は、税金だけでなく、様々な費用を考慮して計画を立てることが重要です。

一戸建て住宅の売却税金について知ることで、スムーズな取引ができるだけでなく、納得のいく売却が実現できます。皆様が一戸建て住宅を売却する際には、この記事が参考になれば幸いです。