立地の良い自宅マンション購入時よりも2割高く売れるけど・・・

自宅マンションを売るべきか迷っています。
15年前に購入したマンションなのですが、周辺環境が良い物件です。15年たった今でも、査定したところ購入価格の1.2倍で売却できるという結果でした。
もし、その金額で売れたら、ローン残高を返済しても1500万円ほど手元に残ります。売却した方が良い気がします。
売却後にどこに住むかなども考えなければなりませんが、皆さんならどうしますか？

自宅を売るかどうか、悩ましい決断ですね。15年前に購入されたお住まいが現在の価格で売却可能で、残金が残るならば、検討に値すると感じるのは理解できます。

ような決断に至ることは一つの選択肢ですが、将来への視野を広げ、熟考することが大切です。

この情報のみだと、売った方が良いし、売らなくても良い　とどちらにも取れてしまいます。

立地の良い自宅購入時よりも2割高く売れるけど・・・

自宅を売却する際、考えなければならないことは多岐にわたります。特に、購入時よりも2割も高く売れる可能性があるというとき、悩みは深まるものですね。

今回は、自宅を売却する際に考慮すべきポイントをお伝えしますので、売却の選択に役立てていただければと思います。

売却後は賃貸なのか？購入ならローンが組めるかを確認

自宅を売却した後、どこに住むかは重要なポイントです。資金が余る場合、購入するか賃貸に移るかは慎重に考えるべきです。賃貸に移る場合、新たな賃貸契約を結ぶ際には収入の証明が必要です。

一方、購入を考える場合は、収入やローンの審査など、さまざまな条件があるため、事前に十分な準備が必要です。

今の場所が住みやすいなら持っているのも手

周辺環境が良く、住みやすい場所であれば、自宅を手放すことを迷うのも無理はありません。購入時よりも2割高く売れるということは、投資効果も考えられます。

住環境の質が悪いならば、住み替えも大事な選択肢になります。先に住んだ場所が今より悪いところだと目も当てられませんしね。

現在の生活に満足しているのであれば、自宅を維持する選択も一つの手段として考えられるでしょう。

売却金額の他の貯金額によっても変わる

自宅を売却した際に得られる金額は、ローン残高の返済額以外にも、貯金や投資などの資産状況によって検討すべき要素です。

売却後に得られる金額が将来の生活にどのような影響を及ぼすのか、財務面を総合的に考慮することが重要です。

子育ての費用は？老後の費用は？売却資金で新居を賄えるのか？今の仕事の状況、会社の将来は大丈夫か？

これらについて入念に検討したほうが良いでしょう。

家族の状況によって変わる

家族の状況によっても、自宅を売却するかどうかの判断は変わってきます。子供の進学や結婚など、家族構成や将来の予定も考慮すべきポイントです。家族全員が満足できる最善の選択をするためにも、家族での話し合いが欠かせません。

自宅を売却する際には、様々な要素を総合的に考慮し、将来を見据えた選択をすることが重要です。購入時よりも高く売れるという魅力的なオファーに誘われるかもしれませんが、自身や家族の幸せを第一に考えることが大切です。皆さんなら、どうしますか？